日時:2018年12月12日(水) 10:00~12:00 場所:一橋講堂(中会議場) |
議事次第
- 座長挨拶
- 委員紹介
- 既存使用料規程についてのヒアリング
(1) 日本音楽著作権協会(JASRAC)使用料規程について
・質疑応答
(2) 日本文藝家協会使用料規程について
・質疑応答
(3) 海外の補償金実施状況について(文化庁より)
・質疑応答 - 自由討議
配布資料
議事のポイント
議題に従い、発表者である委員が説明、それに対する質疑応答、意見交換が行われた。
主な意見等
- JASRAC規程はホームページにおける著作物の利用向け。原則として学校法人のホームページ単位に許諾。
- 権利者団体への照会が少ない理由の一つに、出版社へ問い合わせている現状がある。仕組みをよく理解するため、教員養成カリキュラムに著作権を組み込むことを検討することも必要。
- 高校生までに著作権の授業を受けたことがあるのは学生の8割、という調査結果がある。
- 文化庁委託事業の海外の調査報告は、背景にある制度の違い等を意識して読み解く必要あり。
- 初等中等教育段階と高等教育段階は、ICTの対応状況も異なる等の理由から分けて議論することが望ましい。
- ICT教育に消極的になってしまうような仕組みにしてはいけない。
- 補償金を学生一人当たりで決める、という方法もとり得る考え方。
- フィルタリングの問題と切り離せない。