日時:2018年12月20日(水) 10:00~12:00 場所:日本新聞協会(8F大会議室) |
議事次第
- 座長挨拶
- 委員紹介
- 初等中等教育段階における著作権教育について 大和委員
・質疑応答 - 高等教育段階における著作権教育について 久保田座長
・質疑応答 - 自由討議
配布資料
議事のポイント
議題に従い、発表者である委員が説明、それに対する質疑応答、意見交換が行われた。
主な意見等
- 全国都道府県教育委員会内のアンケート調査で、教員向け著作権教育は71.1%で実施されている、という調査結果がある。
- 学習指導要領における著作権の取扱われ方には時代による波がある。
- 著作権教育についてのPDF教材はいくつかあり、中には教育機関の半数近くが利用しているものもある。
- 中学校の技術家庭科の教科書には著作権について掲載があるが、3年間でこの部分に割かれる時間はごく僅か。ただ、年間を通じて、美術等他の科目でも触れられることで効果が上がることが期待できるのではないか。
- マナー、モラル、ルール、どのアプローチがいいのか。
- ライセンス環境の整備を前提に、このフォーラムでは、まずは教員向けのeラーニングによる普及啓発というキーワードに絞るのがいいのではないか。
- 大学での不正利用を防止するための研修に組み込む方法がある。
- 大学で著作権研修を組み込む場合、授業の進め方に関するFD(Faculty Development)とコンプライアンス順守のためのST(Staff Development)に組み込むのと両方の考え方がある。