日時:2018年12月13日(水) 13:00~14:30 場所:自動車会館(大会議室) |
議事次第
- 座長挨拶
- 委員紹介
- 現在の協議会で検討されている利用状況予想についての説明
- 現在、権利者の協議会で検討されているライセンスについての説明
- 自由討議
配布資料
議事のポイント
議題に従い、発表者である委員が説明、それに対する質疑応答、意見交換が行われた。
主な意見等
- 改正著作権法35条1項の但書と関係なく、ICT教育環境を整えるため、あると使い勝手がいいものを「基礎ライセンス」、但書の対象となる利用のライセンスを「専門ライセンス」と整理した。この場では主に「基礎ライセンス」の検討をしたい。
- 「基礎ライセンス」は、保護者会や職員会議等生徒がいない校内利用も想定内。
- 「共有」という用語ひとつとってもいろいろな形が想定し得る。用語は誤解を招かぬよう慎重に定義して使う必要がある。
- MOOCやOER(Open Educational Resources)について検討してほしい。
- 35条以外の制限規定も視野に検討する必要がある。
- 学部、学科で異なる取り扱いをする場合、教育機関の理解を得られるような仕組みが必要。
- ECL(Expanded Collective License)制度がない以上、ライセンスには、権利を委託している者の著作物等しか含まれない。権利者側にも権利を集める努力を求めたい。